2023.10.05
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熊本で浴室・キッチンのリフォームなら|くらしのドクター
一般的には、キッチン・お風呂・洗面台 ・トイレ の4つのことを水回りと言います。
水回りの使い勝手や清潔感は、暮らしの快適さに大きな影響を及ぼします。もし、築年数の古い住宅だったとしても、水回りをリフォームすることで、より長く気持ち良く暮らせるでしょう。この記事では、水回りリフォームの施工事例や費用相場、失敗しないためのポイントをお伝えします。
目次
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水回りリフォームをするタイミングは?
先に述べたとおり、住宅における「水回り」とは、キッチン・お風呂・洗面台・トイレ の4カ所を指します。水回りは、一般的に新築から15~20年ほど経ったらリフォームをすべきと言われています。
表面的にはまだまだ使えるように見えていても、ヒビ割れやコーキングの切れ目から水が入って内部での腐食が進んでいたり、劣化や老朽化が目立ってきたりするからです。家族構成や生活スタイルの変化により不便さを感じることもあるでしょう。
水回りリフォームにかかる費用は大きく分けて、本体費用と工事費用、諸経費の3つです。キッチンや便器などの本体のグレードや、工事に規模によって費用が変動します。
キッチンのリフォームの特徴
水回りの代表、キッチン。キッチンのリフォームは、単にシステムキッチンを古いものから新しいものへ取り替えるようなケースだけではありません。家族構成の変化や生活スタイルの変化などによってI型からU型へとキッチンの形状自体を変えたり、食洗器やIHクッキングヒーターを取り付けたりする簡易的なリフォームもあります。
システムキッチンの入れ替えをすると、キッチンのスペースが広くなり、機能も充実することで使い勝手が向上します。どのようなグレードの製品を選ぶかによって費用は大きく異なりますが、安いものであればリフォーム費用を50万円程度におさえることも可能です。
システムキッチンを入れ替えると同時にレイアウトまで変更する場合には、水道や配管の工事、キッチンの拡大や場所移動に伴う内装工事まで必要なケースがあります。この場合、費用は100万円以上、場合によっては200万円を超えることもあるでしょう。工期は規模によって前後しますが、大体1週間~2週間ほどかかります。
キッチンのリフォーム費用内訳と相場
一般的なキッチンリフォームの総費用相場は50万~200万円ほど。その内訳は、システムキッチン購入費、配管工事費、内装工事費、既存のキッチン撤去費などです。キッチン自体を入れ替えるリフォームの場合でも、場所は変えずにシステムキッチンの入れ替えのみであれば、商品価格プラス10万円程度、総額50万~70万円ほどで工事ができます。
古い壁付けI型キッチンを対面式に変えるといった場合には、配管工事や内装工事が発生しますので、100万円程度の予算を見込んでおいたほうが良いでしょう。レイアウトの変更や、キッチンを1階から2階へ移すなどの大規模な工事をする場合には、工事費用が膨らみがちなので、場合によっては150万~200万円ほどかかることもあります。そのほか、食洗器やレンジフードといったオプションを追加する場合は、その分の費用がプラスされます。
お風呂のリフォームの特徴
現在、お風呂の主流はシステムバスになっています。これは、壁や床まで含めたお風呂場全体がセットになっているタイプのものです。ユニットバスとも呼ばれています。一方、壁や床などをすべてオリジナルで組み上げていく方法が在来工法と呼ばれるもので、今でもシステムバスを入れることができない造りの家などではこの方法が取られます。
システムバスを利用したリフォームは、あらかじめ工場で作られた部品を組み立てる作業となりますので、工期が短く済むのがメリットです。機能面でも優れており、気密性や断熱効果の高さから人気があります。
お風呂のリフォーム例としては、在来工法からシステムバスへと替えるものや、浴室壁面・床面の張り替え、浴槽の交換、バリアフリー化などが挙げられます。また、浴室と接している場合が多い洗面所やトイレも同時にリフォームしてしまうケースも多いです。
お風呂のリフォームを行うと、より快適な生活を送れるだけではなく、断熱など性能が向上することで光熱費の節約にもつながります。また、急激な温度差によって発生するヒートショックを防ぐ、ケガの少ない浴室を実現するといった安全面のメリットも期待できるでしょう。
お風呂のリフォーム費用内訳と相場
お風呂場のリフォーム費用の相場は50万~150万円程度です。価格の変動要因として、基本的な部分ではユニットバスや床のグレード、浴室乾燥機の有無などが挙げられます。さらにジェットバス、浴室内スピーカー、テレビなどのオプションをつけるかどうかでも変わるでしょう。
費用の内訳は、既存浴室の解体工事費が10万~15万円、仮設工事費が2万~3万円、内装工事費に2万~3万円、給排水工事費が7万~9万円、ユニットバス本体費用が30万円~、そしてユニットバス取付工事費が5万~10万円といったところです。ほかにも、取り入れるオプションなどによっては別途発生する費用もあります。
このなかで、特に価格差が大きいのがユニットバス本体です。耐久性に優れ、カラーやデザインが豊富なFRP浴槽や、断熱性・保温性に優れたステンレス浴槽の場合だと約20万円~、汚れにくいホーロー浴槽で約40万円~、肌触りの良さやFRP以上の耐久性を持つ人工大理石浴槽で80万円~が相場です。
水回りリフォームで失敗しないためのポイント
最後に、水回りのリフォームで気を付ける点についてお伝えしていきます。
現状のデザインや動線を考えた設計にする
水回りリフォームを業者に依頼する際には、今不便に思っているポイントや、希望する機能、想定している使い方などを業者に伝えましょう。経験と実績が豊富な専門業者なら、悩みを解決するための設計や最適な製品を提案してくれるはずです。しかし場合によっては、業者にとって都合の良い工事内容やメーカーを勧められてしまうケースもあります。最悪の場合、見た目のバランスや使い勝手が今よりも悪くなってしまうこともあるかもしれません。それではせっかくのリフォームが台無しです。
水回りリフォームを依頼するときは、こちらの要望をきちんと聞いてくれる業者を選びましょう。プランナー、現場監督などを分業している業者が一般的ではありますが、できれば一貫して同じ担当者が窓口となってくれるのが理想的です。そのほうが依頼者にとってコミュニケーションが取りやすく、リフォームの具体的なイメージを伝えやすいでしょう。
保証やアフターサービスもチェック
事前に十分な打合せをして臨むリフォームではありますが、完成後に思わぬ不具合や、「イメージと違った」というトラブルが生じるケースもあります。そんなときのための保証やアフターサービスがきちんと設定されているかどうかは、大切なポイントです。発注するときには、どうしても価格を重視してしまいがちですが、安かろう悪かろうで後悔してしまったという失敗は少なくありません。水回りリフォームするということは、今後もその家に長く住むことを想定しているはず。その場限りではなく、リフォーム後まで安心して付き合っていける業者に依頼することが重要なのです。