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くらしのドクターコラム

【漏電を防ぐポイントとは?】梅雨は漏電による事故が多い|熊本の電気工事

梅雨の時期に気をつけておきたいのが、“湿気”による漏電事故です。
設備や家電の劣化具合を確認して、未然に防ぐことができる事故をなくしていきましょう。

このブログでは漏電してしまう原因と漏電対策についてご紹介しています。

漏電してしまう原因

梅雨時期に漏電してしまう原因の一つに「トラッキング火災」があるそうです。

長期間挿したままのコンセントに埃はたまっていませんか?

梅雨は湿気が高く、コンセントのプラグにたまった埃が湿り、漏電を起こす原因になるそう。

また、住宅のつくりや劣化による雨漏り、中にはナメクジが侵入し漏電に…というケースもあります。

こまめに確認して漏電のリスクを減らしましょう

対策01 アース線をつける

アース線とは、水回り付近で電気を使う場合に設置が義務付けられている、緑色と黄色のコード線です。アース端子を設けることで、漏電や感電を防げます。

コンセント側にアース専用の接続口が、プラグ側には首の部分からアース線をのばしてあるタイプが一般的です。アース線を必要とする主な家電には、以下のものが挙げられます。

  • 洗濯機
  • 電気温水器
  • 衣類乾燥機
  • 電子レンジ
  • 冷蔵庫
  • エアコン
  • 室外機

アース線の目的は、電流を大地に放出し、漏電による感電を防ぐことです。接地と呼ばれるアース線の接続工事では、電線を伴った銅板や銅棒などを地中に深く埋め込みます。また、漏電した電流を大地に逃がすことで、感電の負担を激減する役割を持つのがアースなのです。

アース専用のコンセントがない、または接地工事をしていない場合は、電気工事の有資格者である電気工事士による作業が義務付けられています。アース線の接続は、人体を守る有効策です。早めに電気会社に連絡しましょう。

対策02 コンセント(周り)に異常はないか確認する

コンセントに長期間差し込んでいるプラグはありませんか?
緩く差し込んでいるプラグは、接触抵抗が大きくなり発熱します。
長期間そのままにしておくと錆つき、最悪火災にも繋がるのでプラグをしっかりと差し込んでいるか確認しましょう。

また、テレビ台や洗濯機、冷蔵庫などは掃除しにくいため、埃が溜まり湿気や油分を浴びてしまうとトラッキング現象が起こることも。

そのため、コンセントやその周りに漏電を起こすものがないか確認しておきましょう。

対策03 漏電ブレーカーが正常に動くか確認する

漏電ブレーカーの近くに設置されている「テストボタン」使用が、身近で手軽な漏電対策の1つです。テストボタンを使う場合は、漏電ブレーカーのスイッチが「入」になっていることを確かめてから実施します。

正常に動いている場合は、漏電ブレーカーのスイッチが「切」になり、異常の場合は「入」のまま変化しません。

漏電ブレーカーに関連する「電気火災」の注意点については、下記の投稿に載せています!

対策04 電気会社に点検を依頼する

電気工事士による電気点検で、漏電しているかどうかの確認ができます。電気会社の相場は1カ所あたり5,000円で、24時間対応かつ年中無休が一般的です。

くらしのドクターは電気のお困りごとを解決します

 

小さな電器店や工務店の廃業が相次いでおり、一般消費者が安心して任せられる業者がないということで1年半前に小口工事事業「くらしのドクター」を開始しました。

小さな工事も大きな工事と同等に丁寧に対応し、お客様のやり取りを大事にしています。

小さな電気のお困りごとでもご相談いただき、地域の安心できる電気工事として知ってもらえるよう目指していきます。

漏電していないかの電気点検の依頼のご相談であれば、こちらからどうぞ!

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