COLUMN

くらしのドクターコラム

くらしのドクターの舞台裏#1 誕生まで

熊本県で電気工事士在籍数No1の九州電設が挑む新規事業「くらしのドクター」の舞台裏についての記事です。

はじめまして

はじめまして、私は九州電設くらしのドクター事業部の高場大貴(たかばひろき)です。
福岡大学在学中に提案した「くらしのドクター」という奇妙な事業を運営しています。

九州電設くらしのドクター事業部 高場大貴

 

「くらしのドクターの舞台裏」連載シリーズでは、

・くらしのドクターの誕生まで
・日々の事業で起こる小さな奇跡
・数々の失敗

などを発信していきます。

くらしのドクター事業が誕生するまで

時は遡ること2020年12月19日。

私の大学ラストイヤーは、コロナによる自粛の嵐で、この日も家でパソコンに向かって話していた。この日は、僕にとって集大成の日だった。大学4年間、情熱を燃やしてきたベンチャー起業論のビジネスプランコンテストの日だった。

このコンテストで発表した事業プランこそ「くらしのドクター」事業だった。

私にとって、このコンテストは大学での集大成であり、新たなる挑戦への宣言だった。

本当に実現できるのか?

ビジネスプランで大切なのは、「新規性」「独自性」「実現可能性」。そして、加えるなら「社会性」であると大学の恩師に教わった。

私の「くらしのドクター」の事業計画は、全てを網羅しており、なかなか良い事業プランであると今、振り返っても感じる。

大学生であれば、プランを作り、それを評価してもらい、満足して終わりであった。

僕もどこかで終わった気持ちになっていたが、年が明けると、すぐに会議の場が持たれた。

 

「九州電設として予算を組み、具体的にくらしのドクターに取り組む」

”いよいよスタートだ”という気持ちと、
”果たしてプランを考えることはできたが実行できるのか”という気持ちが葛藤した。

事業のデットラインは5年

・これまで施工会社であり、営業に力を入れていなかったこと

・to Cの事業であること

ということから最低でも5年は投資の期間になり、それまでに結果を残して欲しいと言われた。

あと5年も余裕があるのかと安易に考えたが、5年も我慢強く続けていく必要があるのかと認識を改めた。

最後の学生生活を楽しみ、仲間と別れを告げて、知らぬ土地である熊本で新たな挑戦がスタートする。

<次回の記事へ続く>

私が連載を通じて伝えたいこと

2022年4月にくらしのドクター事業もスタートして1年が経過しました。

この連載を書くことになったのは、あるお客様の元に訪問をした時に
感動して体に電気が走った体験からです。

この時に、くらしのドクターの存在意義、そして、ともに働く仲間、取引先、お客様と…。
多くの方に支えてもらっていることに心から実感することができました。

そして、くらしのドクターは、次の挑戦をスタートします。

詳しいことは、次回以降の連載にて書きたいと思います。

筆者について

高場 大貴

<プロフィール>

・1998年福岡県生まれ
・2021年3月福岡大学経済学部卒業
・2021年4月九州電設株式会社入社

福岡大学在学中にベンチャー起業論と出会い、大学4年時に熊本県No1の電気工事士在籍数を誇る九州電設()との共同プロジェクトを発足し「くらしのドクター」を開始させた。卒業後はくらしのドクターを運営。

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